こんにちわ。観葉植物入門中のタカです。今回はくるくるとカールした葉が特徴の「ベンジャミン・バロック」の特徴を勉強の一貫として紹介したいと思います。
ベンジャミン・バロックとは?
ベンジャミン・バロックとは、フィカス・ベンジャミンの一種であり、クワ科フィカス属に分類される東南アジア原産の植物で、ネパールやインドでは「聖木」として扱われているそうですよ。
光沢のあるくるくるとカールした葉が特徴的で、観葉植物の中でも近年人気の植物になります。
ベンジャミン・バロックは、他のベンジャミンの中でも葉が落ちにくいので、管理がしやすいことも人気の理由の一つになります。
ベンジャミン・バロックの基礎情報
名前 | フィカス・ベンジャミン・バロック |
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学名 | Ficus benjamina barok |
科名 | クワ科 |
属名 | フィカス属 |
原産地 | インド、東南アジア |
耐寒性 | 少し弱い(5度以上) |
耐暑性 | 少し強い(20度以下) |
育て方
ベンジャミン・バロックの育て方は、基本的にベンジャミンと同じになり、日当たり、風通しの良い場所で育てるのが基本になります。ただし、夏場の直射日光は避けることが大事になり、せっかくの可愛らしい葉っぱが焼けて変色しまう恐れがあるようです。またエアコンの風が直接当たらないように置き場所を工夫してあげる必要があります。
水やりの仕方
ベンジャミン・バロックは比較的乾燥に強い植物みたいなので、水のやり過ぎには注意をしなければいけないとのこと。
水をあげる時は、たっぷりと鉢底からあふれ出るほど水を与え、逆に水をあげたら土の表面が乾いても数日は水をあげなくても大丈夫なようです。毎日、水をあげるような植物とは異なりルーティン化しにくいので、水やりを忘れないように気をつけましょう。また、鉢にたまった水は根腐れの原因にもなる可能性があるので捨ててあげましょう。
また、水をあまりあげなくていい代わりに霧吹きで葉っぱに湿度を与えてあげることも大切。
肥料のやり方
ベンジャミン・バロックの肥料のやり方は活動が活発になる5月~10月に合わせて、2ヶ月に1回ほどのペースで効き方が遅めな緩効性化成肥料等の肥料を与えると良いとされています。もしくは、1ヶ月に2回ほど液体肥料を与えるやり方でも大丈夫とのこと。休眠期の冬に関しては肥料を必要としないので与えなくて大丈夫です。
置き場所
置き場所に関しては、明るく日当たりの良い場所が良いとされています。夏場の直射日光に弱いので夏場はレースカーテン等で気持ち日差しを遮ってあげましょう。また耐寒性は5度以上になります。まあ、室内だと5度以下になることは考えにくいので、室内で育てる場合は耐寒性に関しては気にしなくてもいいかもしれません。
植え替え
植え替えに関しては、5〜7月の間で、ひとまわり大きめの鉢に移し変えてあげると良いようです。
植え替え方法は、下の動画がとても参考になりそうです。
発生しやすい害虫
- ハダニ
- アブラムシ
- カイガラムシ
ハダニ
3~10月の暖かい時期に発生しやすい体長約0.3~0.5mmの小さいハダニ科の虫。乾燥して暑いところを好み、葉の裏に寄生する。1mmにも満たない小さい虫なので肉眼で見つけることが困難。水に弱いのでこまめに霧吹きでメンテナンスすることが効果的。
アブラムシ
3~10月の暖かい時期に多く発生しやすいカメムシ目のアブラムシ上科に属する昆虫の総称。体長は2~4mmほど。単為生殖というメスだけで繁殖することができるので繁殖力が非常に高い。スス病等のウイルスの媒介者でもあるため特に注意が必要。見つけたらすぐに駆除しましょう。
カイガラム
カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科に分類される昆虫の総称。体長は3mmほどで体全体をロウ物質で覆い、一見虫ではなく白い貝殻状のものに見えたりするので見つけるのが困難。
抑えておきたいポイント
ベンジャミン・バロックの管理および育て方において、最低限抑えておきたいポイントをまとめておきます。
抑えておきたいポイント
- 水やりの仕方が重要!特に冬場はやりすぎに注意!
- こまめに霧吹きで葉っぱに湿気を与えてあげる
- 夏場の直射日光は避ける
- エアコンの風が直接あたらないように置き場所を選ぶ
まとめ
くるくるとカールした葉っぱが可愛らしい、観葉植物の中でも人気の高いベンジャミン・バロック。乾燥にも比較的強く育てやすい植物になるので初心者の方の入門編としておすすめの植物ではないかと思います!
それでは今回はここまで!また!
この記事のまとめ
- くるくるとカールした葉が特徴のベンジャミン・バロックの紹介
- ベンジャミン・バロックの特徴・育て方
- 最低限抑えておきたいポイント