【観葉植物入門】NASAも認めた空気清浄力!「サンスベリア」

 こんにちわ、タカです。今回は、「トラノオ」の愛称でも知られる観葉植物の中でも抜群の空気清浄効果を持つ「サンスベリア」を紹介したいと思います。

サンスベリアとは?

 サンスベリアには、代表的な種類がいくつかありますが、今回はサンスベリアの中でも代表的な種類の「ローレンティ」を紹介したいと思います。サンスベリアは、キジカクシ科(スズラン亜科)、チトセラン属(サンセベリア属)に分類される植物で熱帯アフリカや南アフリカ、マダガスカル周辺が原産地になります。

 サンスベリアには正式な和名として「チトセラン(千歳蘭)」という名前があるのですが、一般的には見た目が虎の尾に似ているという理由から「トラノオ」と呼ばれることが多いようですね。

 サンスベリアの特徴は、何と言っても抜群の空気清浄機能でしょう。サンスベリアはNASAの長年の研究、実験において他の植物に比べて空気清浄力が強い植物として認定されており、「エコプラント」の一つとして知られています。また、マイナスイオンを多く放出することでも有名な植物です。

 乾燥にとても強い植物になり、冬場等の10度を下回るような環境だと、ほとんど水を与えなくても良いと言われるくらい乾燥に強く世界一丈夫な観葉植物とも言われたりするそうです。そういった丈夫で育てやすいところが人気の一つでもあるのではないでしょうか。

 見た目は、縞模様で剣のような縦にスッと伸びた姿がとてもスタイリッシュな印象を与えてくれます。シックモダンなどのおしゃれな空間にとても映えるインテリアになると思います。

サンスベリアの基礎情報

名前 サンスベリア(ローレンティ)
学名 Sansevieria trifasciata ‘Laurentii’
科名 キジカクシ科(スズラン亜科)
属名 チトセラン属(サンセベリア属)
原産地 熱帯アフリカ、南アフリカ、マダガスカル周辺
耐寒性 弱い(約10℃)
耐暑性 強い

育て方

 サンスベリアは、乾燥や暑さにはとても強く日光が好きなので、なるべく日当たりが良く風通しのよい場所で育てると良いとされています。5〜9月あたりは屋外に出してたくさん陽の光を与えてあげるといいでしょう。ただし直射日光にあててしまうと葉焼けや変色の原因になりますので注意してください。また、乾燥にとても強い植物なので逆に水を与えすぎると根腐れを起こす危険性があるので、水のあげすぎには注意しましょう。

水やりの仕方

 水やりは、生育期である春~秋(もしくは10度以上の環境)にかけては、土の表面が乾燥してきたらたっぷりと鉢底からあふれ出るほど与えましょう。冬場(10度以下)に関しては、カラカラに乾かすくらいで大丈夫とされています。そうすることで耐寒性があがるようです。もともと耐寒性が弱い植物になるので、こうして耐寒性を強くすることは大事ですね。

 なお、とても乾燥に強い植物なので、冬場(10度以下)の水のやりすぎには注意してくださいね。

 また、害虫の予防やホコリの除去にもなるので葉水はこまめにしてあげると良いでしょう。

肥料のやり方

 肥料のやり方に関しては、生育期の春~秋(5〜9月)に合わせて、市販の固形肥料を与えてあげてください。それ以外の季節は基本的に肥料は与えなくて良いとされています。

置き場所

 サンスベリアの置き場所に関しては、日当たりが良く風通しの良い場所に置いてあげましょう。特に生育期は屋外に出して陽の光をたっぷりと浴びさせてあげると良いとされていますが、強い直射日光は避けましょう。室内で育てる場合は、日当たりの良い窓際がいいでしょう。

植え替え

 植え替えや株分けに関しては、根詰まりになってきたら植え替えてあげるといいようです。時期的には4〜6月頃が適しているとされています。植え替えの際はひとまわり大きめの鉢に移し変えてあげましょう。

発生しやすい害虫

 サンスベリアは、虫がつきにくい植物ではありますが、絶対につかないわけではないので下記の害虫には気をつけましょう。

ハダニ

 3~10月の暖かい時期に発生しやすい体長約0.3~0.5mmの小さいハダニ科の虫。乾燥して暑いところを好み、葉の裏に寄生する。1mmにも満たない小さい虫なので肉眼で見つけることが困難。水に弱いのでこまめに霧吹きでメンテナンスすることが効果的。

アブラムシ

 3~10月の暖かい時期に多く発生しやすいカメムシ目のアブラムシ上科に属する昆虫の総称。体長は2~4mmほど。単為生殖というメスだけで繁殖することができるので繁殖力が非常に高い。スス病等のウイルスの媒介者でもあるため特に注意が必要。見つけたらすぐに駆除しましょう。

カイガラム

 カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科に分類される昆虫の総称。体長は3mmほどで体全体をロウ物質で覆い、一見虫ではなく白い貝殻状のものに見えたりするので見つけるのが困難。

抑えておきたいポイント

 サンスベリアの管理および育て方において、最低限抑えておきたいポイントをまとめておきます。

抑えておきたいポイント

  • 水やりは土の表面が乾いてきたらたっぷりとあげる
  • 冬場の水のやりすぎには注意!カラカラに乾かすくらいで良し
  • 直射日光は避ける
  • 肥料は活動が活発になる5月~9月頃に、固形肥料を与えてあげる

まとめ

 今回は、NASAも公認したと言われる抜群の空気清浄力を誇る「サンスベリア」を紹介しました。僕のような家の空気に敏感な人間にとっては必須の観葉植物になります。マイナスイオン効果も高いので、まだ持っていない方にはおすすめの観葉植物です。見た目もスタイリッシュな植物なのでインテリアとして活躍すること間違いなしです。

 それではタカでした。また!

この記事のまとめ

  • NASAも認めた空気清浄力「サンスベリア」
  • サンスベリアの特徴・育て方
  • 最低限抑えておきたいポイント

著者プロフィール

Taka

東京、奄美大島を拠点にサーフィンとスノーボードが好きなフリーランスのWebクリエイターです。普段はプログラム書いたりデザインしたり映像作ったりしています。いろいろな人の話しを聞くのが好きなので、このブログを通して多くの人と繋がりが出来たら嬉しいです。noteとInstagramもやっているのでフォローしてくれたらありがたいです!

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