こんにちわ、タカです。前回のベンジャミン・バロックに続いて、今回は定番の人気を誇る観葉植物「ポトス」を紹介したいと思います。
ポトスとは?
ポトスとは、サトイモ科、ハブカズラ属(エピプレムヌム属)に分類される植物でソロモン諸島及び東南アジアの亜熱帯、熱帯雨林が原産地になります。丈夫かつ育てやすく、またその美しい緑の葉っぱから大変人気のある観葉植物になります。その美しい葉色から「黄金葛(オウゴンカズラ)」とも呼ばれます。
そのみずみずしく美しい葉っぱから、「永遠の富」、「華やかな明るさ」といった花言葉がついているようです。
観葉植物として一般的に販売されているのは幼葉になるらしく、成葉になると数十メートルにまで成長するようです。(一般家庭でそこまで成長させるのは困難です)
ポトスには様々な品種がありますが、そのどれもが艶やかなで美しい、まさに観葉植物を代表する植物の一つと言ってもいいでしょう。
ポトスの基礎情報
名前 | ポトス |
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学名 | Epipremnum aureum |
科名 | サトイモ科 |
属名 | ハブカズラ属(エピプレムヌム属) |
原産地 | ソロモン諸島、東南アジアの亜熱帯・熱帯雨林 |
耐寒性 | 少し弱い(5度以上) |
耐暑性 | 強い |
育て方
ポトスは、原産地域が熱帯などの暑いところなので、暑さや乾燥に強く、半日陰等の耐陰性(光の少ないところ)の場所でも力強く育ってくれます。そのため繁殖能力が高いといわれています。ただし、直射日光には弱いので、その点、気をつけましょう。とはいえ、基本的には植物なので日光が弱すぎると斑が消えたりするらしいので、その点も注意した方がよさそうです。
水やりの仕方
ポトスは乾燥にも強い植物なので、水のやり過ぎには注意をしなければいけません。
水は、土の表面が乾燥してきたらたっぷりと鉢底からあふれ出るほど与えましょう。具体的には土の表面が乾いてきてから一週間くらい開けて水をあげるといいらしいです。冬場は乾かし気味に管理してあげると良いようです。
水やりの間隔が開いてしまうので忘れないようにメモしておくといいかもしれません。
また、水をあまりあげなくていい代わりにこまめに霧吹きで葉っぱに湿度を与えてあげることも大切になってきます。
肥料のやり方
ポトスの肥料のやり方は活動が活発になる4月~10月に合わせて、2ヶ月に1回ほどのペースで効き方が遅めな緩効性化成肥料等の肥料を与えると良いとされています。もしくは、10日に1回ほど液体肥料を与えるやり方でも大丈夫みたいです。休眠期の冬に関しては肥料を必要としないので与えなくて大丈夫です。
置き場所
ポトスの置き場所に関しては、活動期の春から秋までは半日陰に置き、冬場は明るく日光のあたる場所に置くのが良いとされています。冬場は基本的に室内(5度以上)で育ててください。ただ、丈夫な植物なのでお部屋のレイアウト等、見た目を重要視する場合は厳密に決めなくても暗いところでなければ大丈夫なようです。ポトスに関しては、インテリアとしての役割を優先してもいいかもしれませんね。
丈夫な植物にはなりますが熱帯地域に生息する植物なので、特に冬場は霧吹きで湿気を与えてください。
植え替え
植え替えに関しては、根っこが鉢の中で窮屈になってきたら植え替えてあげるといいようです。時期的には4〜6月頃が適しているとされています。植え替えの際はひとまわり大きめの鉢に移し変えてあげましょう。
植え替え方法は、LOVEGREENさんの動画がとても参考になるので、こちらを参考にして植え替えてあげれば良さげです。
発生しやすい害虫
ポトスは基本的に虫がつきにくい植物とされていますが、管理を怠ると下記のような害虫がつきますので葉水等しっかりと管理しましょう。
ハダニ
3~10月の暖かい時期に発生しやすい体長約0.3~0.5mmの小さいハダニ科の虫。乾燥して暑いところを好み、葉の裏に寄生する。1mmにも満たない小さい虫なので肉眼で見つけることが困難。水に弱いのでこまめに霧吹きでメンテナンスすることが効果的。
カイガラム
カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科に分類される昆虫の総称。体長は3mmほどで体全体をロウ物質で覆い、一見虫ではなく白い貝殻状のものに見えたりするので見つけるのが困難。
抑えておきたいポイント
ポトスの管理および育て方において、最低限抑えておきたいポイントをまとめておきます。
抑えておきたいポイント
- 冬場の水のやりすぎに注意!
- こまめに霧吹きで葉っぱに湿気を与えてあげる
- 直射日光は避ける
- 肥料は活動が活発になる4月~10月に、2ヶ月に1回ほどのペースで効き方が遅めな緩効性化成肥料をあげる
まとめ
今回は、観葉植物の中でも定番の人気を誇るポトスを紹介しました。観葉植物と言ったらポトスを想像する方も多いと思います。みずみずしく美しい葉っぱはインテリアとしても最適です。また虫がつきにくく、丈夫で育てやすいので必ず一つは持っておきたい観葉植物ではないでしょうか。
それではタカでした。また!
この記事のまとめ
- 定番の人気を誇るポトスの紹介
- ポトスの特徴・育て方
- 最低限抑えておきたいポイント