こんにちわ、タカです。今回は、観葉植物の中でも昔から定番中の定番と言われる「ゴムの木」を紹介したいと思います。
ゴムノキとは?
ゴムノキは、クワ科フィカス属に分類される植物でインド、マレー半島周辺が原産地になりますが、世界中で800種ほどあると言われています。
観葉植物として一般的に流通しているゴムノキは育て方が簡単な「インドゴムノキ」と呼ばれる品種であり、園芸用としてはゴムノキと言えばインドゴムノキのことを指すと言われています。
現地では30m以上にも成長すると言われており、その強い生命力を表すような太めの幹と美しいフォルムが魅力的です。また、最近では班入りのゴムノキも多く流通しており、こちらも通常のゴムノキと同様に人気のある観葉植物となっています。
ゴムノキの基礎情報
名前 | ゴムノキ |
---|---|
学名 | Ficus elastica |
科名 | クワ科 |
属名 | イチジク属(フィクス属) |
原産地 | インド、マレー半島周辺 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
育て方
ゴムノキは、暑さにはとても強く日光が好きなので、なるべく日当たりが良く風通しのよい場所で育てると良いとされています。ただし、対陰性も強いので半日陰でもある程度は育つと言われています。
水やりの仕方
水やりは、生育期である春~秋にかけては、土の表面が乾燥してきたらたっぷりと鉢底からあふれ出るほど与えましょう。冬場(10度以下)に関しては、休眠期になるので少し乾かし気味に育てるくらいで良いとされています。
また、冬場の水のやりすぎは根腐れの原因にもなるので注意しましょう。水を与えるタイミングも冬場は夜間を避けた方が良いとされています。
ゴムノキは、基本的に高温多湿の環境を好むので冬場等の乾燥する場所では、霧吹きでこまめに葉水をしてあげることもとても大切になってきます。
肥料のやり方
肥料のやり方に関しては、夏場に市販の液体肥料と活力剤を与えてあげると良いとされています。それ以外の季節は基本的に肥料は与えなくて良いとされています。
置き場所
ゴムノキの置き場所に関しては、日当たりが良く風通しの良い場所に置いてあげましょう。特に生育期は屋外に出して陽の光をたっぷりと浴びさせてあげると良いとされていますが、強い直射日光は避けましょう。室内で育てる場合は、日当たりの良い窓際がいいでしょう。
植え替え
植え替えに関しては、根詰まりになってきたら植え替えてあげるといいようです。時期的には5〜9月頃が適しているとされています。植え替えの際はひとまわり大きめの鉢に移し変えてあげましょう。
植え替え方法は、今回もLOVEGREENさんの動画を載せさせていただきます。
発生しやすい害虫
サンスベリアは、虫がつきにくい植物ではありますが、絶対につかないわけではないので下記の害虫には気をつけましょう。
ハダニ
3~10月の暖かい時期に発生しやすい体長約0.3~0.5mmの小さいハダニ科の虫。乾燥して暑いところを好み、葉の裏に寄生する。1mmにも満たない小さい虫なので肉眼で見つけることが困難。水に弱いのでこまめに霧吹きでメンテナンスすることが効果的。
アブラムシ
3~10月の暖かい時期に多く発生しやすいカメムシ目のアブラムシ上科に属する昆虫の総称。体長は2~4mmほど。単為生殖というメスだけで繁殖することができるので繁殖力が非常に高い。スス病等のウイルスの媒介者でもあるため特に注意が必要。見つけたらすぐに駆除しましょう。
カイガラム
カメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科に分類される昆虫の総称。体長は3mmほどで体全体をロウ物質で覆い、一見虫ではなく白い貝殻状のものに見えたりするので見つけるのが困難。
抑えておきたいポイント
ゴムノキの管理および育て方において、最低限抑えておきたいポイントをまとめておきます。
抑えておきたいポイント
- 水やりは土の表面が乾いてきたらたっぷりとあげる
- 冬場の水のやりすぎには注意!少し乾かすくらいで良し
- 直射日光は避ける
- 肥料は夏場に、液体肥料と活力剤を与えてあげると良し
まとめ
今回は、昔から定番の観葉植物ゴムノキを紹介させていただきました。ゴムノキはとても丈夫で育てやすく見た目もインテリアプランツとして映える植物になっていますので、初心者の方にピッタリな観葉植物と言われています。入門編としてゴムノキを購入されるのも一つの選択肢かと思います。
それではタカでした。また!
この記事のまとめ
- 観葉植物の定番「ゴムノキ」
- ゴムノキの特徴・育て方
- 最低限抑えておきたいポイント