こんにちわ。今回は前回の記事(IFTTTを使ってツイートしてみる)でも軽く紹介した「IFTTT(イフト)」を詳しく紹介していきたいと思います。
「IFTTT」とは?
「IFTTT(イフト)」とは、リンデン・ティベッツ氏により2010年から開始されたサービスで、命名の由来は「If, This, Then, That」からきております。
「If, This, Then, That」とは、「もし(if)、これなら(this)、(then)あれ(that)をする」という一連の動作のことを表しており、具体的にはFacebookやTwitterなどのSNSから、Slackなどのプラットフォームなど様々な異なるサービスを連携して、ある1つの動作を実行してくれるWebサービスになります。
「Applet」とは?
IFTTTとは異なるサービスを連携させて、「もし、これをやったら、あれをやる」というような一連の動作を実行してくれるサービスと説明しましたが、IFTTTではこの一連の動作のことを「Applet(アプレット)」と呼びます。
Appletとは、簡単に言うと小さなプログラムのことになります。
例えば、前回の記事でやったようなGoogle Home Miniに呟くことで、その内容を自動でTwitterにツイートするという一連の流れが1つのAppletになります。
豊富なサービスに対応
様々なサービスを連携できるIFTTTには、FacebookやTwitter、さらにAmazonのAlexaやGoogle Homeなど多種多様な360を超える数多くのサービスが登録されています。(2017年12月現在)
DropboxやUber、instagramなど大体有名どころは登録されており、日本人の生活に欠かせないインフラツールであるLINEも、もちろん登録されてあります。
対応しているサービスの一覧はこちら。
IFTTTで出来ること
数多くのサービスを連携することができるIFTTTではアイデア次第でいろいろなことができます。出来ることもアイデアの数だけあるのですが、公式サイトで紹介されているAppletも含めていくつか紹介したいと思います。
- AIスピーカー(Google HomeやAlexa)に電話を鳴らしてもらう(Android, VoIP Calls)
- AIスピーカー(Google HomeやAlexa)からツイートしたりFacebookに投稿する
- 特定のキーワードがツイートされたら自動でリツイートする
- ツイートした内容を自動でDropbox等に保存する
- 毎日夕方6時の次の日の天気予報を自動でカレンダーに報告
- 日が暮れてきたら自動で電気をつける
- 帰宅したら自動で電気をつける
- 帰宅したら自動でエアコンをつける
- 朝起きたら自動でコーヒーを入れる
- 体重を測ったら自動で体重をEvernoteに保存する
簡単に思いつくだけでもこれだけあります。しかも、これらはあくまで一例に過ぎずIOTデバイスを駆使すればいくらでも応用できるので、本当にアイデアの数だけAppletを作ることができます。しかも全て特別なプログラミングの知識もコーディングも不要です。
IFTTTの始め方
IFTTTを始めるに必要なことはアカウントを作成するだけです。これだけで無料で使用することができます。アカウントの作成もGoogleやFacebookアカウントと連携すればすぐ完了します。
Appletの作り方
Appletの作成は、基本的には下記6つのステップを完了することで作成できます。
- トリガーとなるサービスを登録する
- トリガーを選択する
- トリガーの詳細を作成する
- アクションとなるサービスを登録する
- アクションを選択する
- アクションを詳細を作成する
「トリガー」とは、日本語で「引き金」という意味で、何かのアクションの引き金となるイベントのことになります。「if,this,then,that」で言うと「this」の部分になります。
「アクション」とは、その名の通りトリガーに反応して実行することになります。「if,this,then,that」で言うと「that」の部分になります。
もっと詳しく知りたい方は、実例として、以下の記事を参考にしてもらえればと思います。
まとめ
今回は便利なWebサービス「IFTTT(イフト)」について紹介させていただきました。
IOT時代の到来と言われて久しいですが、Google HomeやAlexaのようなAIスピーカ、またスマート家電と言われるIOTデバイスも続々と登場しています。これらのデバイスとIFTTTを使用すれば特別なプログラミングの知識もコーディングも不要でスマートライフを実現することは既に可能になっています。
こういった便利なサービスやツールを生活に取り入れてスマートなライフを手に入れてみてはいかがでしょうか?
きっとおもしろいと思いますよ。
それでは、今回はここまで。また!
この記事のまとめ
- 便利なWebサービス「IFTTT」の紹介
- IFTTTの使い方や実例の紹介