TECH::EXPERTのエンジニア転職保証の全額返金の条件が厳しい件

 先日の比較記事(下記関連記事)でも紹介した99%と高い転職率を誇るプログラミングスクールのTECH::EXPERT。転職保証というサービスが付いていて、もし転職できなかった場合は全額返金にも対応するというスクールですが、転職できなった場合誰でも全額返金されるかと言うと実は違います。全額返金してもらうためには諸条件があり、その条件を全て満たさないと全額返金はしてくれません。

 そこで今回はTECH::EXPERTの転職保証で全額返金が受けられる諸々の条件を調べつつ紹介したいと思います。

 なお、TECH::EXPERTはエンジニアだけでなくデザイナークラスも存在しますが、今回はエンジニアの方を対象にした記事になるので割愛させていただきます。

TECH::EXPERTの転職保証付サービスとは?

 TECH::EXPERTとは、TEC::CAMPと同じ運営会社である株式会社divが運営する転職(独立)専門型のプログラミングスクールになります。転職専門ということで手厚い転職サポートがあり、転職保証もついているので料金は高いですが、本当にプログラミング業界に転職したいと思っている方にはおすすめのプログラミングスクールにです。

 そのTECH::EXPERTの大きな特徴の1つに転職保証サービスがり、転職できなかった場合は全額返金に対応すると公式サイトでも謳っています。

 料金は高いけど、もし転職できなかったら全額返金してくれるなんてすごいありがたいサービスなのですが、TECH::EXPERTもビジネスとしてプログライングスクールを運営しているので、全てのケースで全額返金に対応していたら会社としてやっていけなくなるわけで、そこには大々的には書いていないけどいろいろと諸条件がちゃんとあるので申し込む前にしっかりと確認しておくことが大事です。

全額返金を受けられる基本条件

 まずは、転職保証として転職、就職できなかった場合に全額返金を受けられる基本条件を確認してみます。

14日以内であれば無条件で全額返金

 全額返金を受けられるには、各コースによって細かい取り決めがあるのですが、全コースに共通として14日以内に解約の申し出をすれば全額返金になります。いわゆるクーリングオフ期間のようなものになるかと思います。実際に受講してみてなんか違うなと思った場合は必ず14日以内に解約の申し出をしましょう。

全額返金の基本条件

 続いて、その他の基本条件を確認していきたいと思います。まず、下記に簡単にまとめてみます。

全額返金を受けらる基本条件

  • 期間内に学習を完了しキャリアサポートも6ヶ月以上利用しているのにも関わらず転職、就職できなかった場合
  • 低所得後払い制度を利用している場合、期間内に学習を完了し、なおかつキャリアサポートを6ヶ月以上利用しているのにも関わらず転職、就職できなかった場合、また年収300万円以上の転職、就職ができなった場合
  • 副業・フリーランスコースの場合、期間内に学習を完了し、さらに活動基準も満たしているのにも関わらず案件を獲得できなった場合

 TECH::EXPERTでは上記のように、基本的な全額返金における条件を設定しています。上記を要約すると、TEXH::EXPERTが用意したカリキュラムをしっかりと完了し、転職活動もしっかりやっているのにも関わらず転職や案件が獲得できなった場合には全額返金が受けられるということになります。

 また、受講完了後にすぐ転職、就職できなかったとしても全額返金されるわけではなく最低でも6ヶ月間は転職エージェントと共に転職活動をする必要があります。

 なお、上記のリストにある低所得後払い制度とは世帯年収が300万円以下の方限定のサービスで、該当する方は、受講料を後払いにできるサービスになります。

各コース毎の全額返金対象にならないケース

 さらに上記に加え、コースによってそれぞれ別途細かな規定があるので、その点もしっかりと確認しておきましょう。

エンジニアクラス転職コース短期集中スタイル

 まずは、平日は教室、土日はオンラインで学習して10週間という短期間で集中的に転職を目指す「エンジニアクラス転職コース短期集中スタイル」の全額返金条件を確認していきたいと思います。以下の条件を満たさない場合は全額返金対象から外れてしまうので注意してください。

エンジニアクラス転職コース短期集中スタイルで対象外になるケース

  • 受講開始から35日間以内に「ChatSpace」の作成を終了していない場合
  • 学習期間中にTECH::EXPERTが指定する基準の最終課題製作物の作成が完了していない場合
  • 就職活動向けセミナーに無断欠席した場合
  • 学習受講期間とキャリアサポート期間中に5日以上連絡が取れない場合
  • 設定された企業との面接を無断でキャンセルした場合
  • 紹介された企業に応募しない等、当社が就職意思なしと判断した場合

 上記のように、結構厳しい条件が設けられているのが分かると思います。TECH::EXPERTが用意したカリキュラムをしっかりと完了するだけでなく、セミナーの無断欠席、5日以上連絡取れない等細かい条件が設けられています。ただ、これらの条件は社会人としては基本的なことなので、これらを守れない人をTECH::EXPERT側も積極的に企業側に紹介もできないので、ある種当たり前なのかなとも思います。

 また、紹介された企業に応募しなかったり、就職意思なしと判断された場合も全額返金の対象から外れてしまうので、実際に面談する場合には事前に転職サポート担当者に自分の希望をしっかり伝えておいた方がいいと思います。ただ、この点も未経験から短期間で転職するかたちになるので、あまり自分の希望100%の企業に転職することは難しいと覚悟しておいた方がいいと思います。

エンジニアクラス転職コース夜間・休日スタイル

 続いて、エンジニアクラス転職コースの夜間・休日スタイルの場合の全額返金対象外になるケースも確認していきます。

エンジニアクラス転職コース夜間・休日スタイルで対象外になるケース

  • 受講開始から91日間以内に「ChatSpace」の作成を終了していない場合
  • 学習期間中にTECH::EXPERTが指定する基準の最終課題製作物の作成が完了していない場合
  • 就職活動向けセミナーに無断欠席した場合
  • 学習受講期間とキャリアサポート期間中に5日以上連絡が取れない場合
  • 設定された企業との面接を無断でキャンセルした場合
  • 紹介された企業に応募しない等、当社が就職意思なしと判断した場合
  • 受講開始後、夜間・休日スタイルから短期集中スタイルへ変更した場合

 基本的には、エンジニアクラスの短期集中スタイルと同じですが、夜間・休日スタイルの場合はChatSpaceの作成完了タイミングが短期集中スタイルに比べて長かったり、途中で短期集中スタイルに変更した場合等の条件が加わるかたちになります。

エンジニアクラス副業・フリーランスコース短期集中スタイル

 続いて、エンジニアクラス副業・フリーランスコース短期集中スタイルの場合の全額返金対象外になるケースも確認していきます。

エンジニアクラス副業・フリーランスコース短期集中スタイルで対象外になるケース

  • 受講開始から35日間以内に「ChatSpace」の作成を終了していない場合
  • 受講開始から70日間以内に「セルフブランディング」の各項目達成していない場合

 副業・フリーランスコース短期集中型の場合は、転職コースと少し違い一見条件が緩いような気がしますが、受講開始から70日間経過した後から56日間の間にやらないといけないことが別途下記のように定めれています。

受講開始から70日間経過した後から56日間の間に満たす必要がる条件

  • 1週間で2つ以上技術関係の記事を書く
  • 4週間毎に8回以上イベントに出席しつつ、さらに100名以上に案件を探していると伝える
  • エンジニア向けに案件を紹介しているエージェント3つ以上にポートフォリオに載せた上で1回以上相談に行く
  • 学習期間及び案件獲得活動期間中5日以上連絡が取れない場合

 このように、副業・フリーランスの場合は転職コースよりもさらに厳しい条件が設定されているのが分かります。特に週に2つ以上技術関係の記事を書くことは初心者の方にとっては大変なことですし、4週間毎に8回以上のイベントに出席となると1週間に最低でも2回はイベントに出席する必要があるということにもなるので、正直個人的には学習しながら上記の条件をクリアするのはかなり難しいのではないかと思います。

エンジニアクラス副業・フリーランスコース夜間・休日スタイル

 最後に副業・フリーランスコース夜間・休日スタイルも転職コースの夜間・休日スタイル同様、ChatSpaceやセルフブランディングの作成完了タイミングが少し違うだけで、基本的には短期集中コースと同じになります。

 また、こちらのコースも短期集中スタイルに変更した場合は全額返金対象から外れます。

全額返金の対象になるのは難しいので淡い気持ちは捨てる

 さて、このようにTECH::EXPERTの転職保証サービスの大きな特徴の1つである全額返金についてエンジニアコースに絞って簡単にまとめてみましたが、やはり予想通り全額返金の対象になる条件はだいぶ厳しいということが分かりました。逆に言い換えれば、これらの条件をクリアできるのではあればほぼ確実に転職できるし、副業もしくはフリーランスとしても案件を獲得することが可能だと思います。

 ただし、プログラミング初心者の方が、これらの条件をクリアするためにはなかなかの努力が必要になってくるので、全額返金があるから安心みたいな淡い気持ちで入学することは避けた方がいいですし、必ず転職するという強い気持ちを持って入学することをおすすめします。

 なお、本記事の内容はTECH::EXPERTの利用規約内にある内容が元になっているので、さらに詳しく調べたいという方は実際に調べてみると良いと思います。

 ということで、今回はここまで!また!

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著者プロフィール

Takanori Hashi

東京、奄美大島、宮崎の拠点にサーフィンとスノーボードが好きなフリーランスのWebクリエイターです。普段はプログラム書いたりデザインしたり映像作ったりしています。いろいろな人の話しを聞くのが好きなので、このブログを通して多くの人と繋がりが出来たら嬉しいです。noteとInstagramもやっているのでフォローしてくれたらありがたいです!

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