Web業界でフリーランスになるメリット・デメリット

 「フリーランスの経済規模が初の20兆円超え」

 これはランサーズの実態調査の結果らしく、果たして本当なのかどうか分かりませんが、政府の副業推奨政策をはじめ何かと最近フリーランスが改めて注目されていますね。

 そこで今回はフリーランス歴8年になる筆者が、実際に活動していて感じたフリーランスのメリットとデメリットについて書きたいと思います。

 月並みな内容かもしれませんが、少しでもこれからフリーランスになろうとしている方の参考になればと思います。

 ちなみに、自分はWebの世界でデザインをしたりプログラムを書いたりしているWeb系フリーランスなので、少しWeb業界に特化した内容になります。

フリーランスになるメリット

 それでは、早速フリーランスになるメリットの方から挙げていきたいと思います。

収入が増える

 フリーランスになるメリットの最大の魅力は、やはり収入の面だと思います。これからフリーランスになろうとしている方の中でも収入増加に期待して方も多いのではないでしょうか?

 フリーランスになり仕事も順調に受注できるようになると基本的には収入は会社員時代に比べて増加します。

 中には会社員時代の給料が高給で、収入が下がったという人もいますが基本的には収入は上がると思います。例えばWeb系の技術者であればしっかりとした技術とクライアントがいれば年収で1,000万円超えのフリーランスの人もたくさんいます。

自分も実際に会社員時代の2倍、3倍くらいになりました。

自由な時間が増える

 続いて、収入が増えることと同じくらいもしくはそれ以上に大きなメリットが自由な時間が増えるということですね。

 フリーランスになると休みを取るタイミングであったり営業時間などは自由に自分で決めることが可能です。例えば半月だけ働いて半月休んだり、半年一生懸命働いて半年遊ぶといったことも可能です。また朝起きるのが苦手な人はお昼から働くというスタイルでもいいし、夜早く寝たい人は早朝に起きてお昼までに仕事を終わらせるといったスタイルでも誰にも文句は言われません。

 個人的には収入の面より、この時間を自由に使えるという点がもっとも魅力的ですね。

満員電車にならなくていい

 実は、自分がフリーランスになった最大の動機はこれです。会社員時代、毎日非現実的な満員電車に乗っていた自分は通勤の一時間くらいがもう地獄でしょうがなかったです。もともと田舎育ちなので人混みが苦手な自分にとっては、あの満員電車はあまりにも過酷で精神的に大きなダメージを受けていましたね。

 フリーランスになると上記の通り、勤務時間帯等自由に決めれるしデザイナーやプログラマであれば在宅でも仕事ができるので、あの忌まわしき満員電車から解放されます。

苦手な人と接する機会が少なくなる

 会社員の方は誰もが経験したことがあると思うのですが、苦手な人でも仕事となると嫌でも付き合っていかなければなりません。上司や部下との人間関係がうまくいいかない人もいるでしょう。自分も会社員時代に人間関係に悩んだこともあります。

 フリーランスになると苦手な人と無理して付き合っていく必要もなくなります。もちろん中にはクライアントの中に苦手な人がいる可能性もありますが、その人と仕事をしたくなければ断ればいいだけですし、プロジェクトごとの仕事であれば一定の期間我慢すればいいだけです。

 自分もフリーランスになってからこれまで多くの人と出会い、もちろん中には苦手な人もいました。ただ長くやっていると自然と苦手な人は周囲からいなくなり好きな人とだけ仕事できるようになったりします。

 8年経った今では、一緒にお仕事させていただいている人は好きな人ばかりです。

経費計上できる

 フリーランスと会社員の違いの中で、大きなものがこの経費という概念です。

 フリーランスになると基本的には個人事業主もしくは法人代表というかたちになります。そうすると仕事で使っているパソコンだったり携帯電話だったり、クライアントとの打ち合わせや会食、また仕事に関する交通費は経費にすることができます。在宅ワークのフリーランスであれば家賃の一部を経費にすることも可能です。

 例えば会社員だと会社にタクシーで通勤した場合、この交通費は経費にはなりませんが、フリーランスだと打ち合わせでクライアント先にタクシーで行った場合は経費として計上できます。

 しっかりと経費計上することで税金対策に繋がるのでとても大きなメリットの一つです。

フリーランスになるデメリット

 さて、ここまでフリーランスのメリットについて書いてきましたが、続いてデメリットに関しても紹介したいと思います。

収入が不安定

 メリットの項目でフリーランスになると収入がアップするとお伝えしましたが、長期に渡る継続的な案件がない限り、基本的には収入が不安定になります。請求のタイミングであったり、そもそも仕事がないような時期もフリーランスになるとあるので、会社員の時のような毎月安定的な収入を得ることが難しくなります。

 例えば、先月は100万円以上の売上があったけど、今月は0円のような極端なケースもザラにあります。

Web業界で言えば、プロジェクト毎に契約して仕事をするケースが多いので、一つの仕事が終われば次の仕事まで基本的に収入はないし、次の案件もあるとは限りません。

 フリーランスの業務形態も様々ですが、基本的にはこういったスタイルになると思うのでメンタル的に追い込まれる時も出てくることは覚悟しておいた方がいいでしょう。

保証がない

 フリーランスには法人化しない限り社会保険なども組めませんし、会社員のような福利厚生制度も基本的にはありません。つまり保証がありません。

 会社員であれば休業制度など様々な制度があり、一定の期間仕事をしなくてもある程度の収入が保証されたりしますが、フリーランスの場合仕事をしない限り収入はなくなるので、人一倍健康面などをケアする必要が出てきます。

 また、何かトラブルがあった場合に会社員であれば会社としての責任になり個人にまで責任が追求されるようなことはあまりありませんが、フリーランスだと自分自身が代表になるので矢面に立たなければならなく責任の大きさも会社員に比べると大きくなります。

生活が不規則になりがち

 Web業界などの制作業界だとあるあるですが、納期のタイミングによっては徹夜しなくてはならない時だったり夜に打ち合わせがある場合もあり、それによって夜型の生活になったりして不規則になる人が多いのも事実です。

 また、土日などの休日にも仕事をしないいけないこともフリーランスだと多くなります。

事務処理等の手続きが増える

 フリーランスになると本職の仕事以外の事務処理等の作業も自分でしなくてはなりません。会社員であれば経理部がやるような売上や経費の管理から、営業も自分でやらないといけなくなります。また、年度末には確定申告などの税金に関することもしなければなりません。

 諸々、事務処理を外注することも可能ですが、それにはもちろん費用が発生するのでコストにもなります。会社員時代には当たり前のように誰かにやってもらっていた作業を全て自分でこなしていかなければなりません。

社会的信用が下がる

 フリーランスになる個人事業主や法人代表という肩書きになるので一見社会的信用が増すと思う方もいるかもしれませんが、基本的にフリーランスは保証がないので会社員に比べると社会的信用は下がります。

 会社員であれば雇用主である会社の信用がありますが、フリーランスだと個人という見方されてしまうので、例えばクレジットカードの作成や住宅ローンなどの審査は会社員よりも厳しく見られるということは覚悟しておく必要があるでしょう。

 特に独立当初は売上もまりあがらなかったりするので、なおさら厳しくなります。

まとめ

 ということで、今回はフリーランス歴8年になる筆者がフリーランスとして活動してきた中で感じたフリーランスのメリットとデメリットを紹介させていただきました。

 フリーランスと聞くと自由に働けて収入も良いみたいなイメージがあるかもしれませんが、そういった反面、会社員に比べて不安定なところもあるので、これからフリーランスとして独立を考えている方は参考にしてみてください。

 それでは、今回はここまで!また!

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著者プロフィール

Takanori Hashi

東京、奄美大島、宮崎の3拠点生活をしたい30代のおじさん。仕事の傍、子育て&趣味に精を出す一児のパパ。普段はプログラム書いたりデザインしたりWeb関連のお仕事をしています。TwitterもInstagramも基本フォローバックするのでお気軽にフォローしてください!

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