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フリーランスが複数の仕事(肩書き)を持つことのメリットとデメリット

 「これからの時代ひとつの仕事だけをするのはナンセンス」

 そのようなことを最近よく聞くようになりました。ホリエモンの「多動力」なんていう本が爆発的に売れたり、日本政府の副業を推奨とする政策の影響もあって、実際に複数の仕事を掛け持ちする方も徐々に増えているようですね。

 自分もフリーランスとして独立して8年になりますが「デザイナー」、「プログラマ」、「映像編集」など複数の仕事をしております。

 そんな実際に複数の肩書きを持つフリーランスの身として、本当に複数の仕事を持つことが必要なのかと聞かれると答えとしてはこうです。

 「絶対的に持つ必要はないけど、持つことで様々なメリットが得られる

 そこで今回は、自分の実体験を通して感じた複数の仕事を持つことで得られる多くのメリットをはじめデメリットも合わせて紹介したいと思います。

複数の仕事を持つことで得られるメリット

リスクヘッジになる

 まず、一番のメリットはこの「リスクヘッジ」になるというですね。

 僕らのようなフリーランスの最大のリスクは保障がないということです。会社員に比べると安定した収入の保障もないし、手厚い福利厚生もありません。

 そんな保障のないフリーランスにとって一番怖いのがいきなり仕事がなくなるということです。そして、それはレアケースではなく下記の理由などにより結構起こり得ることです。

仕事がなくなるケース

  • 需要がなくなる
  • クライアントの倒産や買収
  • 取引担当者の退職

 上記は代表的な例ですが、その他にも様々な理由により仕事が突然なくなることはフリーランス業界では結構あることですし、実際に僕も経験したことがあります。

 例えば、上記の「需要がなくなる」ということを自分の業界に照らし合わせてみると、10年前くらいまでは単純なHTMLのマークアップやコーディング作業でもまだ高い単価で仕事ができましたが、今はもうできません。技術の進化によって誰でも簡単にWebサイトが作れるようになり、単純なコーディング作業の需要はなくなったのです。あったとしても雀の涙程度の報酬しか得られないでしょう。

 そういったときに、複数の肩書きや仕事を持っているとリスクヘッジになります。1つの職種に対する仕事がなくなったとしても、他の職種のスキルを持っていればそっちの方で食べていけることが可能になります。

異なる作業が脳を活性化させる

 次に、異なる分野の仕事をすることで脳を活性化させることができます。

 例えば、作業的に煮詰まったときに散歩をしたり、他の作業をするとリフレッシュできたという経験は誰もがしたことがあると思います。

 これは脳みその1つの分野ばかりを使い続けることで脳が疲労して集中力が落ちてしまう現象を、脳の違う回路を刺激することで活性化させる方法として医学的にも指摘されていることです。

 例えば、自分の経験で言うと、ずっとプログラミング作業ばかりしていると飽きてきてしまいパフォーマンスが下がってしまうのですが、そういったときにデザインなどの他の作業をすると、とてもリフレッシュになって脳が活性化されて結果として良いものが短時間で作れるといった経験が多々あります。逆もしかりでデザインばかりしている時に、プログラミングをするとサクサクと作業が進むといった経験も何度もあります。

 このようにリフレッシュ効果をうまく利用することで、双方にシナジー効果を発揮して効率化に繋がったりするので、そういった意味でも大きなメリットになります。

スキルアップに繋がる

 複数の仕事をこなすようになると、それぞれの分野のスキルアップにも繋がります。

 また自分の話しで申し訳ないですが、例えばWebの世界で言えばコーディングなどの技術的な視点を持ってデザインしてくれるデザイナーさんと、技術的な知識がなく見た目だけにフォーカスしたデザイナーさんだと圧倒的に前者の方が需要があります。なぜなら、ちゃんと知識があるデザイナーさんは何が出来て何が出来ないのかをわかっているので、完成形のイメージをちゃんと持ってデザインができるからです。

 このように異なる分野を経験することで、もともとの専門分野のスキルアップにも繋がり、結果としてライバルに大きな差をつけることができます。

人脈が広がる

 異なる仕事を持つようになると出会う人のタイプも増えていきます。1つの業界、職種だと出会えないような人とも知り合えることができて、結果として自分の人脈を豊かなものにしてくれます。

 また、様々な分野の専門の人に出会うことができるので、異なる視点からみた意見やその業界の最先端の情報を得ることができるので、話のネタも増えて知識の増大にも繋がり、さらに人脈が増えるといったスパイラルになります。

 人脈はフリーランスとして活動していく上で不可欠なものなので、これだけでも大きなメリットになります。

案件の幅が広がる

 人脈が増えると同時に案件の幅も広がります。

 案件の幅が広がるということは、先ほど説明したリスクヘッジにもなりますし、例えば自分の場合で言えばデザインからコーディング、プログラミングまで全ての工程を任せてもらえたりします。そうすると必然的に報酬も大幅にアップしますし、チームでやる場合よりも効率的だったりします。

 また、単純にデザインのみの作業だったりプログラミングのみの案件だとしても、その業界や分野の知識を持っているとクライアントとしても任せやすくなるので、案件受注を容易にしてくれる効果もあります。

チャンスが広がる

 冒頭で複数の仕事を持つことの最大のメリットは「リスクヘッジ」になることだと言いましたが、リスクヘッジと同様に、これまで述べてきたようなスキルアップや人脈、案件の幅拡大による収入アップなどチャンスも大きく広がります。

 チャンスが増えると、結果的に大きな成果をあげられる可能性も自動的に高くなりますので、軌道にのるスピードが比較的早くなります。

複数の仕事を持つことのデメリット

 さて、ここまで複数の仕事をもつことのメリットを紹介してきましたが、もちろん場合によってはデメリットにもなります。

中途半端になる恐れがある

 その最たるものが、あまりにも複数の仕事を持つことにこだわりすぎて全てが中途半端になることですね。

 複数の仕事を持つということは、その全てで仕事ができるほどのスキルを持つということであって全てが中途半端になってしまうと元も子もありませんので、そうならないように注意してください。

ある分野で唯一無二の存在になれない

 1つの分野で大成功している人などは大抵そのことしかやっていません。例えばプロ野球選手やプロのサッカー選手は、語弊があるかもしれませんが基本的にプロになるまでそのことしかやっていません。将棋の羽生さんなんかも将棋のことばかり考えていると言われていますし、ダウンタウンの松本人志さんも基本的に常にお笑いのことを考えているとのことです。

 要するに何が言いたいかと言うとその分野の超一級品と言われる人間になるためには、才能もありますがそのことに誰よりも時間を割いた人しかなれないわけです。

 そうすると複数の仕事を持ちながら、各分野で超一級品になるということは難しいということです。ただ、超一級品にはなれなくても複数のうちいくつかは努力によって一級品になることはできると思います。

 もし、あなたがある分野の唯一無二の存在になりたいというのであれば、複数の仕事は持たずただそのことばかりを誰よりもやり続けてください。

まとめ

 ということで、今回はフリーランスは複数の仕事や肩書きを持つべきなのかということに関して、自分の実体験から感じたメリットとデメリットを紹介させていただきました。

 デメリットもありますが、今回紹介したような多くのメリットがあるので、これからフリーランスとして独立を考えている方や既にフリーランスとして活動している方はご参考にしてみてください。

 それでは今回はここまで!Hashiでした。また!

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著者プロフィール

Takanori Hashi

東京、奄美大島、宮崎の3拠点生活をしたい30代のおじさん。仕事の傍、子育て&趣味に精を出す一児のパパ。普段はプログラム書いたりデザインしたりWeb関連のお仕事をしています。TwitterもInstagramも基本フォローバックするのでお気軽にフォローしてください!

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