日本の家は狭い!マンションともなるとさらに狭い!
本当日本の家って狭いですよね(海外に長く住んだことがあるわけではないのですが)。。そして家が狭いと不便なのが収納ですね。所有物が多い人はなおさらそう感じるのではないでしょうか?さらにマンションともなると勝手に壁に穴を開けてDIYしてどうのこうのということも基本的にはできませんね。
自分も物が多いというわけではないのですが、小物等が何気に多いので棚を自作するべく「ディアウォール」と2×4の木材を購入しました。
そこで今回は壁に穴を開けたり傷付けたりもせず壁に柱を設置できるディアウォールを使って2×4木材を壁に設置する方法を紹介したいと思います。
ディアウォールとは?
まず、そもそもディアウォールとは何かと言うと、WAKAI(若井産業) という会社が販売しているDIYの世界では有名な商品で、壁などに穴を開けたり傷を付けずに2×4をはじめとした木材を壁に取り付けることができる代物です。日本のお家事情の不便な点をカバーしてくれる商品としてとても人気があります。
どうやって使うの?
ディアウォールは、突っ張り棒のような原理で使います。木材の両端にディアウォールをそれぞれ設置して天井と床、両サイドから固定するという感じになります。
壁に取り付けるだけであれば、ネジやドライバーなどの工具も必要なく木材とディアウォールだけでとても簡単に設置することができます。
詳しくは動画を見ると分かりやすいかと思います。
対応する木材サイズは?
ディアウォールが対応する木材のサイズは、代表的な2×4をはじめ下記のサイズに対応しています。
対応する木材サイズ
- 2×4
- 2×6
- 1×6
- 1×4
ちなみに、1つのディアウォールが上記のサイズに対応しているのではなく、それぞれのサイズ専用のディアウォールが販売されているということになりますので、購入する際は木材のサイズを確認をした上で間違えないようにしてください。
価格はどのくらい?
そんな便利なディアウォールですが、気になるのがやはり価格ですよね。便利とは言えお値段が張ってしまうとDIYの目的から逸脱してしまいますが大丈夫です。ディアウォールはAmazon等のECサイトで1セット約1,000円くらい(2019年3月現在)で販売されています。市販の棚などは良いものであれば高価ですし、そもそもレイアウトなど既に決まっているので自分の好みに合う棚が見当たらない可能性もあります。自分の好きなようにレイアウトを決められる棚を作るという観点からすると格安ですね。
棚受けやジョイントも販売されている
ディアウォールは床と天井の設置部分を保護し、突っ張り棒の原理で柱を固定するものですが、本商品以外にも専用の「棚受け」や木材を繋ぐ「ジョイント」も付属品として販売されています。
棚受けは、ディアウォールで設置した柱に棚を設置する際に、その受け皿となるものでこちらも格安で販売されています。
若井産業(Wakaisangyo)
Amazonでお買い物をする場合はプライムに入会するととてもお得です。
ジョイントに関しては、床と天井の高さが長い場合に、木材1本ではなく2本を繋げて使いたい場合などに繋ぎ目部分を固定する役目を果たしてくれます。
こちらも格安で販売されています。
若井産業(Wakaisangyo)
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実際に壁に取り付けてみる
ここまでディアウォール自体について簡単に紹介してきましたけど、ここからは実際にディアウォールを使って壁に取り付けていきたいと思います。
使用する木材
まずは、今回使用する木材はこちら。
木材は近場にホームセンターがあればホームセンター等で購入した方が格安で購入できるのですが、都心だと中々近くにホームセンターはなく車も持っていないので、配送料が少し高くつきますが指定した長さでカットもしてくれるので僕は下記のネットショップでホワイトの2×4を3本購入しました。購入する際に長さを指定すればカットしてくれます。
ディアウォールを開封
続いて、使用するディアウォールがこちら。
裏面には特徴や使い方が記載されています。
Before(取り付け前)
では、この木材とディアウォールを使って早速壁に取り付けていくのですが、今回は床と天井ではなくタンスの上から天井までの間に取り付けます。タンスの上に取り付けるのはどうなのかと思ったのですが、少しでもスペースを有効に使いたいので。。
取り付ける前はこんな感じ。。小物が散乱しており見た目的にも汚い。。
ディアウォールを取り付ける(床側)
では、まずディアウォールを木材の両端に取り付けていきます。
取り付け方はいたって簡単で、ディアウォールに木材を差し込むだけです。ただ、天井側はバネの付いたディアウォールを付けてください。まずは床側(今回はタンス側)から装着します。
下の画像のように木材を差し込みます。
ディアウォールを取り付ける(天井側)
続いて、天井側にも装着します。先ほども触れた通りバネの付いたディアウォールを取り付けます。
木材を押し込みます。
これで準備完了です。
壁に設置する
では、実際に壁に設置していきましょう。
本来は、裏面の使い方にも書いてある通り、天井側をまずセッティングして床側をずらしていくのですが、今回は下側がタンスなので下側を先に設置します。
こんな感じで下側を設置したい位置にセッティングします。
下側をセッティングしたら、続いて天井側のディアウォールを押し込みながらずらして垂直の位置に来るように設置します。
設置したら、隙間など幅を定規で測りながら下と上で誤差がないように微調整していきます。
After(完成)
この一連の作業を3本分やって完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、DIYのお助けグッズとして有名なディアウォールを使って壁に穴も開けず傷も付けずに棚を自作するということで、その最初の段階である壁に木材を設置する方法を簡単に紹介させていただきました。
木材とディアウォールさえあれば、このようにとても簡単に設置することができます。ディアウォールは価格も安いし見た目の邪魔もあまりしないのでこういったDIYにはもってこいですね!
とりあえず今回は初期段階のベースとなる木材を設置しただけですが、これからいろいろと設置していきたいと思います!
てことで、今回はここまで!また!