バリ島のWifiは格安レンタルよりSIMカードの方がお得?

 ベビーカーも購入したし、Klookで空港からの送迎も確保したし(下記関連記事参照)出発前にやるべきことを1つずつ処理しているところですが、海外旅行に欠かせないwifi環境に関しても考えないといけません。

 これまで海外旅行のWifiに関してはレンタルサービスを利用していましたが、いろいろ調べてみるとバリ島に関してはレンタルするよりSIMカードを購入した方がメリットが多そうなので、今回のバリ島旅行ではSIMカードを購入してwifiを利用してみたいと思います。

 そこで、今回はレンタルサービスよりSIMカードがお得な理由について紹介したいと思います。

SIMカード購入のメリット

 SIMカードを購入した方がレンタルよりもお得な理由はいくつかあるのですが、1つずつ整理していきたいと思います。

料金がとにかく安い!

 まず、最大のメリットはやはりその価格の安さになります。

 レンタルサービスにも様々なプランがあり、価格もピンキリなのですが4Gの通信回線で通信量が大容量なプランをレンタルすると保証パックも含めて大体1万円くらいは掛かってしまうことになります。

 例えば、wifiレンタルサービスとして定評のある「フォートラベル GLOBAL WiFi」を例にしてみると、バリ島で4Gの大容量プランを一週間レンタルすると下表のような感じになります。

フォートラベル GLOBAL WiFi 4G(大容量プラン)

料金 510円/日
安心保証パック
(ライト)
500円/日
(モバイルバッテリー付き)
通信規格 4G
通信量 600MB/日
総額(7日間) 8,400円

 低価格が評判な「フォートラベル GLOBAL WiFi」でも8,400円と1万円近い金額が掛かってしまうのですね。しかもこの料金は価格comの割引も適用された状態なので、通常レンタルするともっと高い金額が掛かってきます。

 それに比べてSIMカードを購入する場合、インドネシアの大手キャリアの1つ「Telkomsel」のSIMカードであれば10GBの大容量のものでも、日本円で約1,000円という激安価格で購入することが出来ます(購入場所により価格がまちまち。空港等は高い)。

 上で紹介した「フォートラベル GLOBAL Wifi」は1日あたりの通信量の上限が600MBという制限付きで8,400円ですから、通信量、価格ともに雲泥の差があることがわかりますね。

現地SIMだと通信環境も安定

 たまに、wifiレンタルサービスの口コミ等を見ていると会社によって現地でまったく使えなかった等のコメントを見ることがよくあります。格安や容量無制限を謳っているレンタルサービスだと結構こういったトラブルが多いようですね。しかし、SIMカードを購入する場合は現地のSIMであったり東南アジアで安定した通信キャリアを使うことで快適な通信環境のもと使用することが出来ます

 レンタルの場合は、たとえ現地で使い物にならなかったとしても料金が返金される可能性は薄いので、その点においても圧倒的にSIMカードを購入した方がメリットがあるように思います。もし、現地で購入したSIMカードが不良品で使えなかったとしても、そもそもが安いので再度別のSIMカードを買えばいいだけですからね。

わざわざ返却する手間もない

 レンタルの場合は、あらかじめ予約して空港等でピックアップしなければならず、その時間も考慮して空港に行かないといけません。また帰国した際には返却しないといけないので、返却場所を探したりする手間も増えます。しかし、SIMカードの場合は購入という形なので使い終わったら廃棄すればいいだけなので気軽な気持ちで使用することができますね。

日本で開通できる

 SIMカードの中には、日本にいるときに購入して開通確認ができるものがあります。レンタルサービスだと現地にいかないと通信状況がわからないこともありますが、日本にも対応しているSIMカードであれば日本にいるときに開通確認ができます。

おすすめのSIMカードは?

 ここまでレンタルに比べてSIMカードの方が様々な面でメリットがあるということを紹介してきましたが、では実際にどのSIMカードを購入すればいいのか2つ紹介したいと思います。

TELKOMSEL simPATI

 まずは、冒頭でも少し紹介したインドネシアの大手キャリアのひとつでデンパサール空港でも販売されているSIMカード「TELKOMSEL」のsimPATIです。現地インドネシアのキャリアということもあり安定した通信状況で使用することが出来ます。現地で日本人の観光客がよく使用している代表格的なSIMになります。

 なお、空港で購入すると割高のようですが対応スタッフがその場でSIMカードを変えてくれて設定までしてくれるようなので、SIMの交換が面倒だしよくわからないという方は空港で購入してもいいと思います。

Sim2fly

 2つ目は、AIS社の「Sim2fly」になります。AIS社はタイの大手通信キャリアの1つでアジアの多くの国をカバーしているキャリアになります。対応している国であればどこでも使えるのでアジアを周遊する旅行には最もおすすめできるSIMカードになります。

 また、日本にも対応(ソフトバンク回線)しており日本にいながら開通確認ができるSIMカードになります。日本にも対応しているので、もし通信量が余った場合は帰国してからも使うことができます。(本来の日本の通信速度に比べると遅い)

Sim2flyをAmazonで購入

 以上、2つのSIMカードを紹介させていただきましたが、今回のバリ島旅行は現地に着くのが深夜ということもありあちらに着いてから諸々設定するのも面倒なので、日本で購入して開通してから行こうということで、とりあえず日本での開通確認ができる「Sim2fly」を購入してみました。

 このSIMでとりあえず4GBは使えるので前半はこれで全然持つと思うのですが、実際にsimPATIとSim2flyの2つを使ってみて比較もしてみたいので、現地で「TELKOMSEL」のsimPATIカードを別途購入したいと思います!これも安いから出来ることですね!

2018.10.8追記

 実際に使ってみた感想を下記記事で書きました。結局Sim2flyだけで事足りてしまったのでsimPATIは購入しませんでした(笑)。一週間くらい旅行であればSim2flyだけで十分です!

SIMカードを購入する場合のデメリット

 最後に、メリットばかり挙げてきましたがいくつかデメリットもあるので紹介しておきたいと思います。

SIMフリー(ロック解除)端末がないと使えない

 そもそもSIMカードはSIMフリーの端末かロックを解除した端末でないと使用することができません。もともとSIMフリーの端末を購入した方であれば何も問題ありませんが、ドコモやau、ソフトバンク等のキャリアのスマホを使用している場合はSIMロックの解除をする必要があります。

 SIMロックの解除にはそれぞれのキャリアで規定がありますので、それぞれ解除できる条件をクリアしている各キャリアのサイトで確認してみてください。

SIMカードを入れ替えないといけない

 SIMカードを入れ替えないといけないということも少し面倒な作業かもしれません。SIMカードはとても小さいので気をつけてないと失くしてしまう危険もあるので、その点も十分注意しないといけません。

 またキャリアのSIMロック解除の作業が少し面倒だったり、ショップで解除すると3,000円程手数料が掛かったりするのでその点は少しデメリットに感じるかもしれません。

まとめ

 ということで、今回はバリ島に行く際は格安wifiレンタルサービスよりSIMカードを購入した方が多くのメリットが得られるということを紹介させていただきました。

 実際に使ってみた感想もまた後日報告したいと思います!

2018.10.8追記

 実際に使ってみた感想はこちら。

 それでは今回はここまで!また!

著者プロフィール

Taka

東京、奄美大島を拠点にサーフィンとスノーボードが好きなフリーランスのWebクリエイターです。普段はプログラム書いたりデザインしたり映像作ったりしています。いろいろな人の話しを聞くのが好きなので、このブログを通して多くの人と繋がりが出来たら嬉しいです。noteとInstagramもやっているのでフォローしてくれたらありがたいです!

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